皆さんこんにちは、れな先生です
今回は私のMOS受験失敗談をお話しさせて頂きます。
青春の苦い思い出なので(笑)ちょっと恥ずかしいのですが、
MOS合格に向けて励んでおられる皆さんに、MOS合格後の事も見越して、
ぜひ伝えたいと思い掲載することにしました。
温かい目で見て頂けたら幸いです。
私が初めてMicrosoftの試験を受けたのは8年前。
試験の名称がMOSではなくMOUSと呼ばれていた時代で、
受験科目はExcel2002スペシャリストでした。
スペシャリストの内容は普段使うような操作が多く、
当時パソコンの専門学校に通っていた私は、割と簡単に合格することが出来ました。
「なぁんだ。国際的な資格とか言って大した内容じゃないんだなぁ」
というのが当時の感想。
完全にナメており、
その考えが間違っていることに気付かず、
完全に天狗になっていました。
調子に乗った私は、その流れでエキスパートも取得しようと思い、
無謀にも2週間後に受験日を設定したのです。
いざ学習を初めてみると、スペシャリストとは違い
「こんな機能見た事も無いし、覚えても実際使う事あるの?」という内容ばかり。
でも、既に申し込みをしてしまったので、学習できるのは2週間だけ。
ここでしっかり学習して、理解していれば良かったのですが、
若気の至りと言いますか…まだ十代だった私は先のことも考えず
「意味はよくわかんないけど、解き方覚えたら合格できるし。履歴書に書けたらそれでいいもん」という、一番最悪な方法で学習を進めてしまいました。
この考えが私の大きな失敗だったんです。
意味も理解しないまま挑んだ試験結果は惨敗でした
解き方を覚えたところで、
本当の機能の意味を理解していなければ応用問題や
引っかけ問題に対応できるわけがありません。
準備不足もあり、試験結果画面にはハッキリと「不合格」の文字が。
天狗になっていた私の鼻は見事にへし折られたわけです。
でも今となってはここで不合格になって良かったんだと思います。
意味も理解せず解き方だけを覚えて合格をしてしまうと、
結局何も身に付かなかったと思います。
実際に合格した方の中には解き方だけを覚えてしまう方もいらっしゃいます。
ただ、このような学習で合格された方は「MOSは取得しても役に立たない」などと
仰ったりされますが、役に立たないような学習しかしなかったから
役に立たないのであって、
MOSの範囲をしっかりと「理解して」学習すれば実務で役に立つ知識や技術が身に付く資格なんです。
実は、私がその事に気づいたのは、就職をしてからでした。
エキスパートが不合格になった私は、心機一転「受かる為の勉強」ではなく
「
理解する為の勉強」を始めました。
1つ1つの機能がどういった場合に使うものなのか、
何のために用意されているのかを考えながら学習し、
結果、合格することが出来ました。
MOSの真価が問われるのは就職してからです。
まず、同期の人とのofficeスキルが明らかに違うのです。
みなさん、基本的な操作は出来ますが、MOS試験に出題されるような
深い内容まで知っている方は少なく、
ほとんどの方がWordやExcelの使い方から覚え始めました。
私はそれらの内容は全て知っていたので、いきなり仕事の仕方から
覚え始めることができたのです。
これが
「パソコンが使える」と「資格を取得している」の違いなんだなぁ。
と実感した瞬間でした。
MOSを学習したことで、みごと、スタートダッシュをかけることが出来たのです。
さらに「こんな機能実際に使うの?」と思っていたエキスパートの内容。
これが実務になると結構使うのです。
というよりも、「使うと効率が良い」と言った方が正しいかもしれません。
今になって思えば、
仕事を効率化するためのソフトなのだから当たり前ですね。
私が今こうして、皆さんにMOSの資格対策講座を教えることが出来るようになったのは
「理解するための勉強」をしたからだと思っています。
だから私はハロー!パソコン教室の皆さんには「理解して」合格して貰いたい!
という思いで講座を制作しています。
今から就職・転職をする方、既にお仕事で使っている方、
私と同じ失敗をしないようにしっかりと身に付く学習をするようにしてくださいね。
私も講座を通じて一生懸命サポートします。一緒に頑張りましょう