今回は、以前ブログ内で紹介した「単回帰分析」の上級編、「重回帰分析」を使ったデータ分析の方法をご紹介します。
う〜ん。相変わらず名前だけ聞くと頭が痛くなりそうですね
ですが、Excelを使えば自分で難しい計算をしなくても一瞬で分析を行なうことができます。
今回も、気軽に読んで頂けるよう、マンガを添えて解説しますのでどうぞお付き合いくださいませ〜。
前回の続きになっていますので、前回の記事を読んでいない方は
「Excelでデータ分析(単回帰分析編)」の記事を先にお読み頂くと、よりわかりやすいかと思います
はい、以前の記事では「おでん」の売上を気温との関係から分析する方法をご紹介しましたが、実際にはおでんが売れる要因は気温だけとは限りません。
このマンガのように、雨が降ると売上が下がることもあるでしょうし、チラシをまいた日やセールの日は気温とは関係なく売上が伸びるでしょう。
売上には、気温、降水量、チラシの枚数など複数の要因が絡んできます。
こういった「複数の要因」から結果を分析することができるのが「重回帰分析」です。
使い方は簡単!
調べたい「複数の要因」、今回の場合は「気温」「降水量」「おでんの売上」を毎日Excelに記録していきます。
あとはExcelの「TREND関数」を使うだけで、それぞれの要因と売上の関係を一瞬で分析し、結果を求めることができます。
重回帰分析 TREND関数
今回は、複数の要因から分析をすることのできる「重回帰分析(TREND関数)」を紹介します。
下の表を使って、今まで記録してきた「最低気温」「降水量(mm)」「売上個数」を元に
2月28日の最低気温と降水量から売上個数を予測してみましょう。
FORECAST関数の使い方 |
【操作方法】
1)セルD9を選択
2)「=TREND(D2:D8,B2:C8,B9:C9)」を入力
※定数は省略
3)[Enter]キーで確定
このように「TREND関数」を使えば、複数の要因を元に簡単にデータ分析を行なうことができます。
これを数学の計算式で計算しようと思うと、それこそ頭の痛くなるような複雑な計算をしなければいけません。
また、ある程度の知識や勉強も必要になりますが、関数を使えば、自分が計算方法を理解していなくてもExcelが自動的に計算してくれるのでデータ分析がうんと楽になります。
数字の苦手な私にもピッタリです
皆さんもぜひやってみてくださいね。
- 2016.10.19 Wednesday
- Excel
- 14:00
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- by れな先生